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2026-04-10 18:47:42 -04:00

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title, order, status
title order status
S20. Keep-Aliveを調整する 39 draft

httplib::ServerはHTTP/1.1のKeep-Aliveを自動で有効にしています。クライアントから見ると接続が再利用されるので、TCPハンドシェイクのコストを毎回払わずに済みます。挙動を細かく調整したいときは、2つのセッターを使います。

設定できる項目

API デフォルト 意味
set_keep_alive_max_count 100 1本の接続で受け付けるリクエストの最大数
set_keep_alive_timeout 5秒 アイドル状態の接続を閉じるまでの秒数

基本の使い方

httplib::Server svr;

svr.set_keep_alive_max_count(20);
svr.set_keep_alive_timeout(10); // 10秒

svr.listen("0.0.0.0", 8080);

set_keep_alive_timeout()std::chronoの期間を取るオーバーロードもあります。

using namespace std::chrono_literals;
svr.set_keep_alive_timeout(10s);

チューニングの目安

アイドル接続が多くてリソースを食う
タイムアウトを短めに設定すると、遊んでいる接続がすぐに切れてスレッドが解放されます。

svr.set_keep_alive_timeout(2s);

APIが集中的に呼ばれて接続再利用の効果を最大化したい
1接続あたりのリクエスト数を増やすと、ベンチマークの結果が良くなります。

svr.set_keep_alive_max_count(1000);

とにかく接続を使い回したくない
set_keep_alive_max_count(1)にすると、1リクエストごとに接続が閉じます。デバッグや互換性検証以外ではあまりおすすめしません。

スレッドプールとの関係

Keep-Aliveでつながりっぱなしの接続は、その間ずっとワーカースレッドを1つ占有します。接続数 × 同時リクエスト数がスレッドプールのサイズを超えると、新しいリクエストが待たされます。スレッド数の調整はS21. マルチスレッド数を設定するを参照してください。

Note: クライアント側の挙動はC14. 接続の再利用とKeep-Aliveの挙動を理解するを参照してください。サーバーがタイムアウトで接続を切っても、クライアントは自動で再接続します。